第一訓

病気ではなく、患者さんの人生を診る。

症状だけではなく、その人の価値観、生活背景、健康上の目標を理解し、一人ひとりの人生に寄り添う医療を実践する。

【行動指針】

  • 受診目的を確認する
  • 生活背景を意識する
  • 患者さんの健康上の目標を把握する

第二訓

診断はゴールではなく、健康への第一歩である。

診断や処方で終わらせず、患者さんが健康につながる行動を起こせるよう支援する。

【行動指針】

  • 診断だけで終わらない
  • 患者さんが次に何をすればよいかを明確に伝える
  • 行動につながる説明を行う

第三訓

患者さんが本当に求める医療を提供する。

「今日は何を期待して受診されたのか」を理解し、その人にとって最も価値のある診療を行う。

【行動指針】

  • 患者さんの希望を確認する
  • 検査や治療への考え方を確認する
  • 価値観を尊重して治療方針を決定する

第四訓

安全性を最優先に、根拠ある医療を実践する。

見逃してはいけない疾患を常に意識し、安全で質の高い医療を提供する。

【行動指針】

  • 危険な疾患を除外する
  • 必要な検査を適切に提案する
  • 医学的根拠に基づいて説明する

第五訓

医師は、医師にしかできない仕事に集中する。

スタッフの問診と専門性を最大限活用し、医師は診断、意思決定、説明、治療方針の決定に力を注ぐ。

【行動指針】

  • スタッフの問診内容を確認する
  • タスクシフトを積極的に活用する
  • 医師は診断と説明に集中する

第六訓

今日だけでなく、次回まで設計する。

診療は一回で終わらない。

再診の目的を明確にし、患者さんの健康を長期的に支える。

【行動指針】

  • 再診の目的を説明する
  • 次回確認する内容を決める
  • 継続診療につながる計画を立てる

第七訓

未来の健康を見据え、予防医療を実践する。

生活習慣病管理、予防接種、睡眠、認知症予防、肥満対策など、将来の健康につながる提案を積極的に行う。

【行動指針】

  • 予防医療を一つ以上提案する
  • 生活習慣改善について助言する
  • 将来の健康リスクを共有する

第八訓

一人ひとりに合わせた最適な医療を提供する。

画一的な診療ではなく、患者さんの価値観や生活背景を尊重し、ともに最適な治療方針を考える。

【行動指針】

  • 治療の選択肢を提示する
  • 患者さんと一緒に方針を決める
  • 納得を確認して診療を終える

第九訓

チームの力が、医療の質を決める。

医療は医師一人では成り立たない。

互いの専門性を尊重し、多職種が連携することで、患者さんに最大の価値を提供する。

【行動指針】

  • スタッフへ敬意を持って接する
  • 積極的に相談する
  • 必要な情報をチームで共有する

第十訓

学び続ける者だけが、患者さんの未来を変えられる。

医療も社会も常に変化している。

昨日の知識や経験に満足せず、学び続け、改善を続けることで、患者さんへより良い医療を提供する。

【行動指針】

  • 毎日一つ学ぶ
  • 改善点を一つ見つける
  • 学んだことを診療へ生かす

私たちの誓い

私たちは、診断や処方をゴールとは考えません。

患者さんが、自ら健康になるための一歩を踏み出し、その人らしい人生を歩めるよう支援することが、私たちの使命です。

そのために、私たちは学び続け、挑戦し続け、チームで支え合いながら、地域で最も信頼されるクリニックを目指します。

そして、一人ひとりの患者さんに、

「ここに来て良かった」

「また相談したい」

「家族にも勧めたい」

と思っていただける外来を、全員でつくり続けます。